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東京の大気急速に改善、SPMの環境基準達成率97%
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050624i215.htm
東京都の大気測定で、ディーゼル車から排出される浮遊粒子状物質(SPM)が、2004年度、都内の幹線道沿いに設置された排ガス測定局の97%で、国の環境基準を達成したことが24日、わかった。
前年度の12%から急速な飛躍を見せており、地方を含む全国の達成率77%(03年度)も上回った。1984年度からの観測開始以来、東京の大気が浄化したと認められるレベルに達したのは初めて。
SPMは、ぜんそくや肺がん、花粉症などの原因とされる。
都は交通量の多い国道や交差点など34か所に測定局を設置。国が示す環境基準は大気1立方メートルのうち0・1ミリ・グラム以下で、都はこれを何地点で満たしたかを毎年、発表している。
都によると、04年度は34か所のうち、「環状7号線・松原橋」(大田区)の測定局を除く33か所で達成。03年度は4か所だけだった。01、02年度は達成はゼロだった。
環境省によると、全国には都を含め、390か所に測定局が置かれているが、03年度の達成率は77%。さらに首都圏と中京、阪神などの都市部の測定局に限ると、62%に低下する。
これに比べても、都の04年度の達成率は極めて高い。首都圏の4都県は03年10月、SPMの排出を抑制するため、微粒子除去装置の装着を義務づけたディーゼル車規制をスタートさせており、都ではその効果が表れたとみている。都環境局は「昨夏は猛暑で、SPMを地表にためる要因となる光化学スモッグが多発していたのに、これだけ改善したのは驚きだ」としている。
(2005年6月24日23時32分 読売新聞)
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