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(回答先: 精神障害の労災130人 過去最多、女性も増加(共同通信) ― 正社員の過酷な労働。実数はこの程度ではない筈だ。 投稿者 シジミ 日時 2005 年 6 月 18 日 05:05:38)
http://www.asahi.com/life/update/0621/005.html
2005年06月21日16時42分
病院で研修医を教える指導医の2割が「うつ状態」に陥っていることが、臨床研修での研修医のストレスを調べている文部科学省の研究班(研究責任者=前野哲博・筑波大助教授)の調査でわかった。同研究班の調査では、研修医の4人に1人がうつ状態に陥っていることがすでに明らかになっている。指導医が研修医に与える影響は大きく、研究班は「病院は指導医が余裕を持って気持ちよく指導できる態勢を整えるべきだ」としている。
調査は04年度に各地で開かれた指導医養成講習会などの参加者に実施。
「週3日以上直接研修医を指導している」実質的な指導者175人をみると、うつ病になる可能性が高い「うつ状態」と判断された人が37人(21%)にのぼった。
要因では、対人関係や仕事の質よりも「仕事量が多い」ことをストレスに感じている人が多かった。実際、1週間の平均勤務時間は75.7時間と多く、前野助教授は「通常の診療だけでも忙しい中、さらに指導もしなければならず、負担感が強い」と分析。一方で指導医の仕事の達成感は高く、「疲れてはいるがやりがいは感じており、熱意に頼っているのが現状」とみる。
同研究班が03、04年度に研修医を対象に行った調査では、初期研修開始後にうつ状態になった人が、1〜2カ月後の時点で約25%いたことから、今回は指導医を対象に調べた。
研究班では「研修医のストレスを緩和するには指導医の役割が非常に大きい。病院側は指導を業務としてカウントし、その分診療の負担を減らすなどすべきだ。指導医のストレスが減れば研修医も精神面が安定し、ひいては良い医療の提供につながる」としている。
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