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06/18 19:54 鶏に乱用、薬が人に無効 中国、鳥インフルエンザで ウイルス、
【ワシントン18日共同】中国が、鶏に鳥インフルエンザが流行
するのを抑えるため、人の治療に使う薬「アマンタジン」を鶏に大
量に与えていたことが分かったと、十八日付の米紙ワシントン・ポ
ストが伝えた。同紙は専門家の話として、この結果、ウイルスが薬
に対する耐性を獲得し、人にはもう効かない恐れが強いとしている
。
薬を製造した中国の製薬企業幹部の証言などに基づく報道。人の
抗ウイルス薬を家畜に流用することは、耐性の危険を高める恐れが
あり、国際指針でも認められていないが、中国政府は鶏への使用を
許可していたといい、倫理的な批判を浴びそうだ。
アマンタジンは人のインフルエンザ治療に使える数少ない抗ウイ
ルス薬。現在、鳥インフルエンザウイルスが変異して人で大流行す
る事態が懸念されているが、その際に有効なはずの薬が乱用のため
役に立たなくなってしまった可能性がなる。可能性がある。
同紙によると、中国は昨年二月に初めて鳥インフルエンザの発生
を公表したが、実際は一九九〇年代後半から鶏で流行。発生のたび
に農家が地元企業から購入したアマンタジンを飲み水に混ぜるなど
して鶏に与えていた。
現在、アジアで流行中の鳥インフルエンザに感染した人は百人以
上に上り、この人たちにアマンタジンが効かないことが分かってい
たが、理由は不明だった。アマンタジンが無効なため、高価で製造
量にも限りがある別の薬しか使えず、近い時期に人で大流行が起き
た場合、治療薬の不足が心配されている。
20050618 2041
[2005-06-18-19:54]
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