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飲めば飲むほど若返る? 人気サプリの効用に「待った!」
近ごろ美容・健康界でブームとなっているのが「コエンザイムQ10(略してCoQ10」。老化防止、美肌効果、疲労回復などが謳われ、サプリメントをはじめ、化粧品などにも配合されている。テレビでもしきりに取り上げられ、昨年9月には『発掘!あるある大事典』で、今年4月にはNHK『生活ほっとモーニング』でも紹介され、ブームはさらに加熱した。
だが、このブームに待ったをかけるのが、『買ってはいけない』(共著/金曜日刊)で食品・健康業界に噛みついて話題となった医学博士・三好基晴氏だ。
「CoQ10は、もともと心臓病の薬だったんですよ。ところが、あまり効果が上がらなかったんで、米国でサプリメントとして販売されるようになった。おそらく外圧でしょうね、日本では01年から食品として、04年からは化粧品として認可されるようになりました。心臓病の薬をサプリメントとして毎日飲むなんてバカげています! 薬のほうの説明書には、副作用についても書かれていますよ。食欲減退、吐き気、下痢など。しかも、薬としては1日30mgまでが基準なんですが、今は合計100mg摂取のサプリメントが発売されている。まったく行政はでたらめですよ。さらにもっと問題なのは、CoQ10の原料メーカーは、製造上、添加物を使ってるはずなんですが、問い合わせてもそれが何か詳しく教えないんです!!」
この点は、東京新聞(3月26日付)も「過剰摂取は、有害の恐れがある」と報道している。さらに、三好氏の矛先はマスコミに向かった。
「NHKが大々的にCoQ10がいいと宣伝していいのか!!!! これだけブームになっているのも、すべてメーカー側の仕掛けでしょう。それにテレビと御用学者が加担しているんですよ。日本は、国民の健康よりも経済性を優先している国ですから」
ちなみに、氏が人気の健康番組を一刀両断する近著『健康のトリック』(花書院)は自費出版だという。『買っては〜』はあれだけバカ売れしたのに、同書の版元として手を挙げる出版社はなかったのだろうか?
「某出版社に頼んだら、『テレビ局は敵に回せない』と断られました。本に対する抗議? ありませんよ。間違ったことを書いてるわけじゃありませんから。もし間違っているなら、いつでも反論してください。受けてたちますよ」
(続きは本誌 P58で)
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これがCoQ10の元となった心臓病の薬・ユビデカレノン。俗に言われているような効能は、実はまだはっきりデータが出ていないらしい。「この世に、老化を防止する薬なんてありません!」(三好氏)。
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