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http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20050513k0000m010067000c.html
臓器移植法:提供の意思表示12歳以上に 公明党が対案
臓器移植法改正問題で、公明党の斉藤鉄夫衆院議員は12日、脳死での臓器提供の意思表示可能年齢を現在の15歳以上から12歳以上に引き下げる新たな改正案提出を目指す考えを明らかにした。
現行法では、本人意思及び家族の同意を臓器提供の条件としており、民法の規定から15歳以上を意思表示可能年齢としている。しかし、日本小児科学会が「初等教育を経れば脳死臓器移植について自己決定できる」として、意思表示年齢を「12歳以上」に引き下げることを容認。これを受け斉藤議員がまとめた。
これまでの改正案は「脳死は人の死」が前提で、「本人が拒否していない限り家族の同意で提供できる」としており、斉藤案は根本的に異なる。斉藤議員は20日に開かれる会合に提案するが、承認されなくても与野党議員に呼びかけて議員提案を目指すという。【山本建】
毎日新聞 2005年5月12日 19時50分
2005年05月17日
臓器移植法の改正論議が続く中、「脳死」後も長く心臓が動き続けた患者について研究したアラン・シューモン米カリフォルニア大ロサンゼルス校教授(小児神経内科)が17日、国会議員の勉強会に招かれて、東京都内で講演した。4歳で脳死と診断された後、20年心臓が動いた男性患者について報告し、「我々は脳死は死ではないと分かるようになってきた」と話した。
脳死状態になると、多くは数日内に心臓が停止するとされている。だが、この男性は感染性髄膜炎から「脳死」状態に陥ったものの、人工呼吸器などを着けたまま、その後20年、心臓が動き続けたという。
小児の脳死判定は難しく、日本では6歳未満の判定基準はまだ確立していない。また、この男性の場合、6歳以上の判定基準にあり、日本の法的脳死判定で不可欠な「無呼吸テスト」は行っていなかった。心停止後の解剖では、脳組織が壊れていることが確認されたという。
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