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(回答先: 戦争板に間違って投稿:杉花粉症患者には朗報か日経エコノ探偵団 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 5 月 15 日 14:19:57)
木村さん、こんにちは。
日経の情報ありがとうございます。
今年は花粉の時期に東京に行っても、目がショボショボするぐらいで
すんでいるので助かっていますが・・
しょせん、先に延びているだけ、ですね(涙)。
ご存知かもしれませんが、木材関係の輸出入関連、木材加工製品に
ついては、農林水産省に統計データが掲載されています。
http://www.maff.go.jp/www/info/bun09.html
先日、農林水産物輸出入概況(2004年)が公表されていました。
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/yusyutugai2004/yusyutugai2004.pdf
23ページに林産物の輸出データが出ています。前年比ですと落ちて
いますが、数年タームで見るとちょっとずつ増えてきています。
また、輸入木材製品に関しては、製品群別のデータが30ページ以降に
出ています。年々ロシアからの木材輸入もかなり増えていて、それが
中国で加工され中国製の木材加工製品として輸入されることも増え
ています。南米、アジア等でも問題になっている違法伐採が、シベ
リア地帯でもどんどん進んでいます。
−−−
花粉からは外れますが、シックハウス・スクール等の化学物質過敏
症の原因となっている、木材、加工品の木材防腐・防虫剤の使用も、
木材輸入の問題には大きく関連していると感じています。
食品でも同じですが、長距離の輸送を前提とした薬品処理の検査は、
加工品レベルになると、かなりあまい状況になります。
−−−引用
ヒ素処理剤木材遊具の使用に警告、ガンの危険から=米国−ニッポン消費者新聞
http://www.jc-press.com/kaigai/200505/051402.htm
米消費者製品安全委員会(CPSC)は5月11日、昆虫や微生物による木材の腐食防止を目的とするヒ素処理された木材の遊具や住宅用木製テラスについて、保護者らに子どもの発がん性の危険を訴える警告を発した。
詳細は5月20日付「地球発24時・海外からのくらしの安全速報」に掲載予定。
(2005年5月14日発信)
−−−引用終わり
この手のものが、主に北米製品として、国内にもすでにかなり入ってきています。
廃材も含め木材加工製品の幅はとても広く、網羅したデータは調べた限りでは
見つかりません。(ご存知の方がいましたら、ぜひお教えください)
−−−引用
クロム・銅・ヒ素化合物系木材防腐剤(CCA)処理木材−廃木材リサイクル研究会
http://www.hywood.co.jp/recycle_01.html
このCCA防腐剤は、昭和38年から使用され昭和45年頃から年間10万トン弱使用されており、平成4年をピークに最近は減少傾向にある。CCA防腐剤は、電柱や枕木に使われてきたクレオソート油と違い、主に住宅用の土台や建築用途に約30万m3/年使われてきた。特に昭和60年頃からは35万m3/年と使用量が増えてきたが、その後毒性が強いため低毒性のDDACやアルキル系防腐剤が使われるようになってきている。しかし、最近は北米から加工した木材が直接輸入されるようになり屋外や公園等で使う木材などがCCA処理木材で、約35万m3/年使われ増える傾向にある。また、CCA防腐剤は、防腐木材の他に防蟻剤としても西日本を中心に使われており、その量は不明。
−−−引用終わり
関連記事URL−化学物質問題市民研究会・レイチェル・ニュース
圧力処理木材からの遅れた教訓
(CCA ヒ素防腐処理木材の問題)その1
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_04/rehw_785.html
圧力処理木材からの遅れた教訓
(CCA ヒ素防腐処理木材の問題)その2
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_04/rehw_785.html
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日本の林産物でも、かなり利用されているのが現状ですが、資源と
して扱われるようになってきた廃材も含め、毒性のある薬剤使用の
木材・加工品の輸出国に、日本がならないことを願います。
本来は、その国の風土に合ったものを、風土に合った使い方で、使
うのが一番なのではないかと感じています。伝統的な使用法・塗料
などにそのヒントがあるのではないかと思い、あれこれ調べている
今日この頃です。
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