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http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=STXKF0342%2006052005&g=K1&d=20050506
副作用が問題となっている肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)が効かない患者を、血液検査で約65%の精度で予測できる診断法を、東京大医科学研究所の中村祐輔教授(遺伝医学)らが6日までに開発した。
肺からがん細胞を採取し遺伝子を分析する従来法は、精度が90%以上だが、麻酔が必要で肺を傷つける危険性がある。中村教授は、今回の診断法を「簡便で安全な診断法は世界初。無駄な投薬や副作用の減少、薬剤費の削減につなげられる」としている。
中村教授らは、イレッサが効きにくい肺がん細胞では、がんを増殖させる2種類のタンパク質が多く分泌されていることを1年半前に見つけた。
イレッサが効かなかった患者23人の血液を調べると、15人(約65%)でいずれかのタンパク質の量が一定レベル以上に多かった。一方、両タンパク質ともにレベル以下だった患者23人では、15人がイレッサ投与でがんが小さくなったか、悪化しなかった。〔共同〕 (22:13)
2005/5/6
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