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(回答先: サイトで不動産オークション、大幅に拡大 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2005 年 10 月 21 日 22:11:17)
http://www.buyers-agent.or.jp/report/austn0501
(05.01.28 メルマガ初出)
日本でも不動産オークションがテイクオフしつつあるようだ。住宅新報や週刊住宅の記事によると、99年から首都圏で不動産オークションを展開しているスターツが100回記念のマイホームオークションを開催し406件えお競りにかけ83(20%)が物件に応札があったという。スターツのオークションは実績は業界ナンバーワンと自称していて累積出展数5,408件で落札平均は29.4%という。
居住用 http://www.myhome-auction.com/
投資用 http://www.invest-auction.com/
スターツの他にいくつかの不動産オークションがあるが、みな共通していることはインターネットのウエブサイトを活用して事業を展開していることだ。
オークション業者は出展者からの物件を調査査定し料金をとり、専任媒介を結ぶ。落札者からも媒介手数料をとれるから、両手数料にプラス査定料という収入があるから仲介業よりおいしい商売ということだろう。
オークションには、物件の詳細情報が公開され透明性の高い取引ができる。オープ
ンな市場価格が形成される。個人・法人を問わず誰でも参加できる。オークション
会社のサポート受けられるというメリットがあるという。
何でもありのネットオークションはヤフーオークションが有名である。ここでは玄人・素人、初心者・ベテランが入り乱れて新品でも中古でもオークションにかけている。システム手数料として出品は10.5円(自動車、不動産などは525円)落札は3%(自動車、不動産などは3.150円)を取られる。このサイトが人気があるのは手数料が安い、コンテンツとシステムがよくできているから初心者でも容易に参加でしるからである。これだけになるとサイトを利用した詐欺事件も多発する。最近問題となっているのは手元に商品がないのに出展して買い手がついてから仕入れるプロが出現している。これは主宰者側でも見込み出展の禁止に踏み切った。
このヤフーオークションの不動産だが、一見してどこにあるか分からないだろう。オークションサイトの「カテゴリーから探す」を選択してみると全国の不動産が500件ほどアップされている。
内容は売買と賃貸、それに電話加入権など不動産でないものまで混入している。出展者はこれも業者や素人オナー・素人売主が入り乱れ整理がついていない。これではこのサイトから成約することは余りないだろう。
不動産は一般商品とは違うから、ヤフーも不動産オークションを何とかテコ入れをしたかったのでろう。1月24日にヤフーは大坂に本拠をおく不動産オークション会社IDUとの提携を発表したのである。
「不動産という商品の特性上、ネットでは完結しないサービスの付与が、マーケットの活性化に不可欠であるから」と提携理由に書いている。
業務提携の内容
●IDUはヤフーオークション利用者に対して、IDUのサービス〔不動産の調査・査定:ヂューデリジェンス)、出品代行サービス(不動産エスクロー等)を提供
●ヤフーはIDUが運営する不動産インターネットオークションに関するプロモーションを行う。
1/24提携の同日にIDUは一般向け不動産投資・居住用・店舗テナントオークションサイト「マザーズオークション」を公開した。
http://www.mothers-auction.net/Top/index.aspx
ヤフー内の不動産オークションは今秋をめどに本格運営を開始するとの予定である。
ヤフーの対抗馬である楽天はどうか。楽天にはグループ会社であるネクストが民間最大という不動産ポータルサイト「ホームズ」を運営している。ホームズは一時期オークションを手がけてたが現在は沈静化している様だ。ヤフーが不動産オークションを本格化させれば、楽天も追従するだろうと予測できる。
不動産オークションは今年は注目すべき年になりそうである。