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福井俊彦日銀総裁は20日の参院財政金融委員会で、日銀が現在、月1兆2000億円の規模で実施している長期国債の買い入れについて「長期的には減らす方向だが、性急に(減らすこと)は考えていない。市場の予見可能性に十分配慮する」と説明した。量的緩和政策を解除しても、当面は長期国債の買い入れの規模を維持する考えを示した発言だ。
日銀が量的緩和解除の一環として長期国債買い入れ額を減らせば、市場で長期金利の上昇圧力につながることから、対応が注目されている。
福井総裁は市場で早期の量的緩和解除の観測が高まっていることに対し「時期がいつかとの議論が先行し過ぎている」と指摘した。そのうえで「量的緩和の枠組みの修正で、日銀の政策が金融引き締め過程に移るとの感覚は全くない」と述べ、量的緩和を解除して通常の金融政策に移行しても、利上げを急がない方針を改めて示した。【竹川正記】
毎日新聞 2005年10月20日 21時36分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20051021k0000m020125000c.html