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[オタワ 19日 ロイター] 米国の著名石油専門家、マシュー・シモンズ氏は、今冬は、原油および天然ガスの価格が現在の水準の2倍もしくは3倍になる可能性があると警告した。
同氏はオタワでの講演で、「現在の価格水準は非常に低く、一段と大幅に上昇するのは必須で、その後さらに大幅に上昇する可能性がある」と述べた。
また、「(ハリケーン)カトリーナとリタによる壊滅的打撃を考慮すると、米国は1979年に経験したような著しい品不足に近く直面する恐れがある」と予測。
同氏はさらに、今冬が寒い気候になれば天然ガスの減産を招くリスクが高まると指摘した上で、「これらの事態(石油製品不足あるいは天然ガス不足)のいずれか一つが、価格を2倍もしくは3倍に押し上げる可能性がある」と述べた。
同氏の予測に従えば、天然ガス価格は、現在の1MBTU=13ドル超から同40ドル、原油価格は1バレル=125─190ドルに達することになる。