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【ワシントン=小竹洋之】米労働省が18日発表した9月の卸売物価指数(1982年=100)は158.9となり、季節調整値で前月に比べて1.9%上昇した。大型ハリケーン「カトリーナ」と「リタ」の直撃によってガソリン価格が高騰し、1990年1月以来、15年8カ月ぶりの高い上昇率を記録した。前年同月比では6.9%の上昇となった。
卸売物価の上昇は3カ月連続。9月の上昇率は8月の0.6%より大幅に拡大し、市場の平均予測(1.2%)も上回った。ハリケーンの被害でガソリン価格が前月比12.7%上昇し、エネルギー価格全体でも7.1%の上昇となった。
変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数は前月比で0.3%、前年同月比では2.6%上昇した。
9月は消費者物価も前月比1.2%上昇し、25年6カ月ぶりの高い伸びを示した。米連邦準備理事会(FRB)は原油高によるインフレ圧力の高まりを強く警戒しており、11月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利上げに踏み切るとの観測が強まっている。 (22:14)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051018AT2M1801Y18102005.html