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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=a6VkVxkgMBxQ&refer=jp_us
10月14日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、ソニーの長期および短期の債務格付けを1段階ずつ引き下げたと発表した。長期格付けは投資適格債としては下から4番目の「A−」と、S&Pによる同社の格付けとして、過去最低の水準となる。これと連動する形で、短期格付けは下から2番目の「A−2」とした。
S&Pはソニーによる大幅な業績下方修正を受けて、同社の格付けを見直し対象としてきた。今回は2006年3月期の収益性とキャッシュフロー(純現金収支)が業績不振と構造改革費用の負担で大きく低下した後、計画通りに回復できるかどうかは不透明だとの見方を示した。
長期格付けは昨年11月に引き下げたばかりで、過去1年間で2度目の格下げとなる。格下げ後の見通しは「安定的」とした。松下電器産業の長期格付けはソニーの2段階上の「A+」となっている。またシャープの長期格付けは「A」、三洋電機は「BBB」の格付け。
ソニーは2006年3月期の連結純損益が前期の1638億円の黒字から100億円の赤字に転落すると見込んでいる。主力のテレビなどエレクトロニクス部門の不振に加え、リストラ費用として1400億円を計上するため。営業損益は1139億円の黒字から200億円の赤字に悪化する見通し。
ソニーの株価終値は前日比50円(1.3%)高の3810円。
-- Editor:murotani