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財務省が13日発表した9月の対内・対外証券投資(指定報告機関ベース)によると、外国人投資家は日本株を1兆6692億円買い越した。景気回復や好調な企業業績が背景にあり、9月の衆院選で与党が圧勝し改革への期待が投資増に結びついた面もある。
買い越しが1兆円を超えるのは3カ月連続。企業収益が好調で設備投資も活発になっていることに加え、省エネ対策の進展で原油高への抵抗力が強いことも注目材料になっていると指摘されている。
一方、日本の投資家は外国の中長期債券を9302億円買い越した。投資信託による買い越しが4318億円に上った。有利な資産運用先を求めて米国債などを購入しているとみられる。外国株も2097億円の買い越し。東欧、ロシア、インドの株の購入が増えている。 (12:21)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051013AT1F1300913102005.html