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10月5日(ブル−ムバ−グ):米供給管理協会(ISM)が5日に発表した9月の非製造業景況指数(季節調整済み)は53.3と、前月の65から低下し、2003年4月以来の低水準に落ち込んだ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は60だった。同指数は50が景況の拡大と縮小の境目を示す。前月からの低下幅としては、統計の算出を開始した1997年以来の最大を記録した。
ハリケーンの被害で、携帯電話サービスのシンギュラー・ワイヤレスなど営業に障害が生じた。またハリケーン後にガソリン価格が過去最高値を記録したことで、全国的に個人消費が抑制された。この日の統計によると、17産業のうち、前月から業況が改善したと報告したのは8産業にとどまった。
ハイ・フリクエンシー・エコノミクス(ニューヨーク州バルハラ)の米国担当チーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は、「非製造業は、カトリーナ後の消費者信頼感悪化とガソリン急騰の影響を受ける可能性があるとして警戒されていた」と指摘。「いずれの要素も消費の軟化を示唆する」と付け加えた。
仕入れ価格指数が過去最高
9月のISM非製造業指数を項目別でみると、企業が原材料やサービスに支払った価格を表す仕入れ価格指数は81.4。前月の67.1から上昇し、これまでの最高を記録した。在庫指数は50.0。前月は53.5だった。
新規受注指数は56.6と、前月の65.8から落ち込んだ。受注残は52.0で前月と変わらず。輸出は55.0と、前月の63.5から低下した。
労働需給の指標となる雇用指数は54.9と、前月の59.6から低下した。
原題:U.S. Sept. Services Index Falls More Than Expected (Update1) (抜粋) {NXTW NSN INW5OL0YHQ0X http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aTgDIsa5s.bo&refer=jp_news_index
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae
anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Joe Richter in Washington Jrichter1@bloomberg.net.
更新日時 : 2005/10/06 00:04 JST