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小泉純一郎首相は5日、官邸で谷垣禎一財務相と会談し、06年度の一般会計予算で、政策の実施に充てる一般歳出と新規国債発行額をそれぞれ05年度予算以下にする方針で一致した。一般歳出は05年度の47兆2829億円以下に抑制。国債発行額も05年度に削減した額(2兆2000億円)より大きく削り込み、32兆1900億円以下とする方針。前年度を下回るのは、いずれも2年連続。実現すれば、新規国債発行額は02年度当初予算(30兆円)以来の水準になる。
政府は、06年度予算を「改革の総仕上げ予算」と位置づけており、聖域なき歳出削減を実施する方針を示している。
06年度予算の大枠を決める概算要求基準(シーリング)では、何もしなければ約8000億円増える社会保障関係費について、医療制度の見直しなどで増加を2200億円抑制するなど歳出抑制の方針を示した。9月末に締め切った各省庁の要求では一般歳出は同0.5%増の47兆5428億円となっており、前年度以下に抑制するには査定で約2600億円以上削減する必要がある。
財務省は、医療制度の見直しをより厳しくすることで、一層の歳出削減を図る考えで、病院での治療や検査と薬局での調剤の単価を決める診療報酬の引き下げにも踏み込む方針だ。【吉田慎一】
毎日新聞 2005年10月6日 2時32分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051006k0000m020151000c.html