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10月4日(ブルームバーグ):ニューヨーク・マンハッタンの集合住宅価格は第3四半期(7−9月)に、13%下落した。下落率は16年で最大だった。全米で最も価格の高い地域の住宅価格が、ピークを付けた兆候ともみられる。
マンハッタン最大の不動産鑑定会社ミラー・サミュエルと同区の不動産仲介業者プルデンシャル・ダグラス・エリマンの4日のリポートによると、同区の集合住宅の平均価格は115万ドル(約1億3120万円)と、過去最高だった第2四半期(4−6月)の132万ドルから下落した。第2四半期の価格は前期比 30%上昇だった。
ニューヨークの不動産コンサルティング会社ブラドック・アンド・パーセルのパートナー、ポール・パーセル氏は「価格が永遠に上昇し続けることは不可能だ」として、「価格下落は悪いことではない。これで、より正常な市場に近づいた」と述べた。
第3四半期の価格下落は1989年第4四半期(10−12月)の24%以来で最大だった。1989年の下落は、その後6年間にわたる下げ相場の始まりだった。
下落が大きかったのは4寝室以上の大型の区分で、下落率は36%だった。ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長は「エネルギー価格上昇やインフレへの懸念で、ニューヨーク市民は短期的に不動産投資への熱意を失った」と述べた。同氏は、投資意欲後退は一時的なものとの見方を示した。
第3四半期は、成約件数も1997戸と、2004年初め以来で初めて2000戸を下回った。売り出し中の物件数は16%増の5764戸。成約までに要する平均日数は133日と、第2四半期の102日から延びた。売り手の提示価格と成約価格の差は2.2%(前四半期は1.7%)に拡大した。
原題:Manhattan Apartment Prices Fell 13% in 3rd Quarter, Report Says(抜粋) {NXTW NSN INTHZ71A1I4H
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先:
ボストン Kathleen M. Howley kmhowley@bloomberg.net.
更新日時 : 2005/10/04 13:14 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a502515e_uMw&refer=jp_home