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この中で植松会長は、政府内に、診療報酬を来年度引き下げることも含めて検討すべきだという意見が出ていることについて、「全国各地で医師の数が不足し、過労を訴える勤務医も増えている。診療報酬が抑制されたままでは、医療の安全や質を確保できない」と述べ、引き上げを求めていく考えを示しました。また植松会長は、厚生労働省が今月中旬に示す医療制度改革の試案について「療養病床に入院する高齢者の食費などの負担を保険の対象から外すことや、所得の高い高齢者の医療費の患者負担を3割に引き上げることなどが盛り込まれるものとみられており、医師会としての反対運動だけでなく、国民運動を展開したい」と述べました。
10/02 15:10
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/10/02/d20051002000076.html