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(回答先: Re: < だから私は嫌われる > 投稿者 検察官 日時 2005 年 9 月 30 日 01:08:29)
でも、実際、優秀な経営者は高学歴と比例してないから貴重な資源なわけ。
金やプラチナと同じくらい少ない、すくなくとも石油ぐらいあったら便利だよね。
http://premium.nikkeibp.co.jp/retail/column/suzuki2/03/index.shtml
労働者の賃金をカットする高報酬の経営者たち
フォーブスが毎年、大手企業CEOの報酬ランキング500というリストを公開している。給与にボーナスやストックオプションも加算した総額によるランキングだが、その高額さには開いた口がふさがらないという表現が最適だ。
1位に立ったヤフーのCEO、テリー・サメルの総収入は2億3055万4000ドル、これを現行レート(6月7日)の1ドル=107円で計算すると246億円である! 彼の基本給は60万ドル(同円換算で6420万円)で、そのほとんどはストックオプションによるボーナス的な稼ぎなのだが、1年間にサラリーマンが稼げる額としては想像を絶する額である。
米国における労使間の報酬格差は年々大きくなっている。CEOと労働者の平均年収の差は、1980年に42倍であったのが、1990年には85倍になり、現在は300倍にまで開いているのだという(L.A.Times)。
私は米国のCEO職を野球の選手になぞらえることにしている。CEOという職種が一種の専門職であり、腕を磨き能力があると認められれば、他社へ移りながら報酬をどんどん上げることができる。企業側は財務状況をにらみながら良い人材を確保しようとしなければならないのだが、競合企業がちょっとでも高い報酬を提供しようものなら、それに合わせるか、さらに上げなければならない。
そして優秀な経営者というものはそれほど多いものではなく、需給関係のバランスから売り手市場と(つまり専門職としてのCEOに有利に)なり、この20年ほどをかけて高騰してきたのである。
この状況を米国ビジネス界が是としているわけでは決してない。とくに業績が悪いにもかかわらず報酬が高い経営者に対する批判は少なからずあり、例えばフォーブスは業績に対する報酬額の割合を基にしてEfficiency Rankと称する順位を付け、比率の最も悪いCEOをワーストボスとして取り上げるなど、稼ぎ過ぎている経営者に警鐘を鳴らしている。
さて表1は、そのランクから小売企業のCEOを抜粋したものだ。最高報酬を稼いでいるターゲットのウルリッチは2306万5000ドルで、同円換算で24億6795万円、小売業とは薄利のビジネスで儲からないという常識的な概念がここでは当てはまらない。