★阿修羅♪ > 国家破産42 > 548.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
9月28日(ブルームバーグ):28日の米株式市場で、米住宅抵当金融投資会社最大手、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)株が1987年の株暴落時以来で最大の下落を演じた。調査当局が「新たな広範囲の会計規則違反」を発見したとのダウ・ジョーンズ通信の報道を受けて売られた。
ファニーメイ株は4.99ドル(11%)安の41.71ドルと、1997年7月以来の安値で終了した。ダウ・ジョーンズは調査に「近い、あるいはかかわった」関係者の話を基に報じていた。関係者の名前は明らかにしていない。同社は2004 年に会計処理の不備を指摘され、調査を受けている。年初来の株価下落率は41%に達した。28日だけでも、時価総額にして48億2000万ドル(約5450億円)が失われた。
ダウ・ジョーンズによると、ファニーメイはいわゆる「期限付き」の保険を購入することにより、利益の減少を隠していた可能性がある。同社経営幹部はまた、資産を過大評価、貸し倒れ損失を過小評価、税控除を悪用し、決算を粉飾していたという。
フォックスピット・ケルトンのアナリスト、エドウィン・グロシャンス氏は、「もしファニーメイが期限付き保険を使って損失を隠していたならば、投資家全体の間で大きな懸念を生むだろう」と述べた。
ダウ・ジョーンズによると、ファニーメイ幹部は特定の会計問題についてコメントを控えたという。ファニーメイの広報担当者ジャニス・スミス氏への電話取材に対する応答は得られていない。ファニーメイの監督機関である米連邦住宅公社監督局(OFHEO)の報道官コリーン・ラッセル氏はコメントを控えた。
原題:Fannie Shares Fall the Most Since 1987 on Dow Report (Update7)(抜粋) {NXTW NSN INJRK20D9L35 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aX8GLXkiM6vw&refer=jp_us
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Edidor:Kobari
記事に関する記者への問い合わせ先:
更新日時 : 2005/09/29 08:04 JST