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http://www.nomura-am.co.jp/service/fund/140344.php
<世界REIT市場> 8月は下落
世界REIT市場は、米国REIT市場の大きな下落により調整となりました。国・地域別では、円ベースでは、ベルギー、カナダ、ニュージーランド、フランスなどが上昇、一方で、米国、シンガポール、日本が下落しました。為替は、利上げ見送りとなったことから豪州ドルが対円で下落(円高)となりました。(※円高は基準価額に対してマイナスに影響します。)米国REIT市場は、第2四半期(4-6月)におけるREITの業績が堅調なことやオフィス市場の空室率改善、長期金利の低下などがあったものの、利上げやこれまでの上昇が速かったことなどから、利食い売りにより下落しました。欧州では、長期金利が低下したためREITの配当利回りの価値が高まったことなどから、フランスやベルギーのREIT市場が堅調となりました。
今後の運用方針(2005年8月31日現在)
(以下の内容は当資料作成日時点のものであり、予告なく変更する場合があります。)
(1)国別配分
米国REITは、短期的な下落と長期金利の低下から、「リートの保有物件価値と市場価格の比較」「長期金利とリートの配当利回りの比較」における割高感は減少しましたが、「リート価格と収益との関係」の点からはやや割高なため、中立的な投資判断とします。セクター配分は、不動産需要や業績が堅調な小売り関連(ショッピング・センターなど)や景気が堅調なことから産業用施設などを強気とし、米国南部地域での回復が遅れている賃貸住宅などを弱気とする予定です。
カナダは、配当利回り水準が相対的に高く需給も安定的、シンガポールは事業環境が良く、小売りの堅調、規制緩和などから強気とし、豪州の賃貸住宅セクターについては引き続き慎重な対応を維持する方針です。
(2)銘柄選択
銘柄選択にあたっては、INGクラリオン社独自の評価システムをフルに活用し、割安銘柄の発掘に努めます。具体的には、収益動向、経営の質(新規投資動向など)、資本構成(借り入れの状況など)の3つの観点に注目してまいります。
また、相対的に配当利回りの高い銘柄を組み入れることにより、インカム・ゲイン(配当等収益)の獲得も目指します。