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2005年 09月 27日 火曜日 06:34 JST
[ワシントン 26日 ロイター] グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長は、大部分の米国人が住宅で十分資産を蓄積しており、価格下落にも深刻な影響を受けることなく耐え得るという見方を示した。
議長は米銀行協会の会合でのビデオ講演で、「圧倒的多数の住宅所有者は、住宅価格が下落した場合にそれを吸収するだけのかなりの資産価値を有する」と語った。
議長の住宅価格についての発言は安心感をもたらすような基調だったが、議長は同時に「米国内の一部市場で泡の兆候が明らかに現れた。そうした地域では住宅価格が持続不可能な水準にまで上昇しているようだ」と述べ、一部住宅市場における持続不可能な価格高騰の可能性に警戒感を示した。
その上で、「(住宅市場の)泡がより広範囲の地域で顕著になるか、最近投機的圧力がある程度弱まっていることが、現在のトレンドが緩和し始めていることを示しているのかを判断するのは時期尚早だ」と語った。
また、住宅市場の「泡」は、住宅購入者がより多額のローンを組めるような新型ローンの増加という形である程度ローン市場にまで拡大しているとし、「金利オンリー型融資の急増や、非伝統的な金利変動型タイプの導入は、その動向を注視する必要がある」と語った。
議長はまた、最近2件目の住宅の購入や売却が盛んになっていることを踏まえると、このところの住宅価格上昇で、投機的動きが過去よりも活発になっているように見えるとの認識を示した。
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