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2005年 09月 26日 月曜日 11:59 JST
[ワシントン 24日 ロイター] スノー米財務長官は24日の国際通貨基金(IMF)・世界銀行総会での講演予定稿で、米メキシコ湾のハリケーン被害で、短期的な経済見通しは弱くなるものの、復興需要が経済成長を押し上げる要因になるとの見解を示した。
また、見通しは世界経済の成長にとっても好ましいが、原油高と解消の遅れている不均衡が、拡大へのリスクになっていると指摘。
米国は、ハリケーン「カトリーナ」「リタ」の被災地救援支出を迫られているにもかかわらず財政赤字削減努力を続けているが、世界経済の成長を確実にするには、欧州の労働・製品市場改善のほか、日本で生産性の伸びを高める方向で改革が進むことが必要であり、その他のアジア諸国の金融市場・企業の調整も重要、と指摘している。
財務長官は、「一国の努力だけでは不十分だ。米が財政を建て直しても他の国が行動しなければ、世界経済の成功は鈍化し、失業は増え、貧困の削減も進まないだろう」と述べた。
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