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09/20 07:29 究極の埋蔵量は280年分 石油メジャーが強い影響力
国際石油資本(メジャー)の英BPによると、2004年末時点
で生産可能な世界の原油の「確認可採埋蔵量」は1兆1886億バ
レル。今後見込まれる新油田の発見などを含め、現状のまま何年間
生産が続けられるかを推計した「可採年数」は約40年になる。
かつては「石油は30年で枯渇する」と言われたが、深海からの
石油採掘など新技術の発展により、時代とともに年数は延びている
。重質油の成分を含む「オイルサンド」などの石油類似資源も発見
され、すべてが生産が可能になれば、究極の可採年数は約280年
と飛躍的に増える。
最近の原油価格の高騰は、中国、インドなどの需要の急増により
、将来の供給懸念が高まっていることが一因。ここ数年で石油生産
が限界に達するとの「ピークオイル論」もあるが、埋蔵量だけをみ
ると資源の枯渇は当面、心配ないと言える。
国別の埋蔵量はサウジアラビアが最も多く、石油輸出国機構(O
PEC)加盟国が全体の約7割を占める。しかし、採掘から精製、
販売の各分野で実際に強い影響力を持つのは、巨大資本と政治力を
バックにしたBPや米エクソンモービルといったメジャーだ。(共
同=鈴木勉)
20050920 0729
[2005-09-20-07:29]