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09/20 07:29 ダイヤの6割がアフリカ産 デビアスのシェアは低下
ダイヤモンド原石供給最大手デビアス(南アフリカ)の推計によ
ると、2004年の世界の原石生産高は金額ベースで112億ドル
(約1兆2320億円)。最大の生産国はボツワナで、南アフリカ
が4位、アンゴラが5位などアフリカ諸国が上位に名を連ねる。全
体の約6割がアフリカ産だ。
アフリカで鉱山を保有し、限られた業者に原石を買い取らせるこ
とでダイヤの流通を牛耳ってきたのがユダヤ系のデビアス。ロシア
、カナダ、オーストラリアなどでの鉱脈発見を背景に近年はデビア
スのシェアが低下傾向にあるが、なお世界の原石供給の半分以上を
支配しているといわれる。
ダイヤはアフリカの生産国にとって貴重な収入源だが、加工の大
半はインド、イスラエルなど他の地域で行われている。
ボツワナはダイヤ収入で財政が安定し、米格付け会社から日本よ
り高い国債格付けを与えられた。しかし、米中央情報局(CIA)
の推計によると、04年の失業率は23・8%と極めて高水準。
やはり失業問題を抱える南アフリカの議会は現在、国内での原石
加工を促進するため、一定量の原石を国内の加工業者に供給するこ
とを義務付ける法案を審議中だ。(共同=平本孝)
20050920 0729
[2005-09-20-07:29]