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日本の経済成長率、今年は2%に上方修正−IMF世界経済見通し (ブルームバーグ)
2005年9月21日(水)22時08分
9月21日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)は21日、今年の
日本経済の成長率見通しを2%と、4月時点の予測(0.8%)から上方修正し、
2006年も2%成長が続くとの予想を示した。個人消費の拡大を理由としている。
半年ごとに発表する「世界経済見通し」最新版の中でIMFは、日本経済
について、「最近の指標は今年上期(1−6月)に見られたプラス成長の勢いが
続くことを示唆している」と指摘、「賃金と雇用の回復が民間消費を支え続けて
いる」と述べた。
IMFは1−6月期の日本経済が平均4.6%成長と、15年ぶりの高成長に
なったとし、企業と消費者が支出を続けており、景気拡大は続くとの見方をして
いる。
一方、原油価格などの外部要因と「巨額の世界的な経常収支不均衡」によ
る円高が、経済見通しに影を落とす可能性があるとした。消費者物価と資産価格
の下落は緩和されたが、日本経済は引き続き「緩やかなデフレ」にとどまってお
り、「デフレが決定的に克服されるまで」日銀は4年間続けているゼロ金利政策
を継続し、いわゆる「量的緩和政策」を通じ通貨供給を続ける必要があると指摘
した。
IMFは、「現在の量的緩和の終了が早過ぎれば、近年のデフレ対策でみ
られた進展を危険にさらすことになる可能性がある」と説明。また、日本政府に
対し、公共部門の赤字縮小のため「より大掛かりな財政統合」の実施を呼び掛け
た。さらに、財政赤字を年間で国内総生産(GDP)の0.75%ずつ削減するこ
とを目標とする必要があり、経済成長が続けばこうした目標は実行可能だとした。
原題:IMF Raises 2005 Japan Economic Growth Forecast to 2% 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
From 0.8%(抜粋) {NXTW NSN IN645P1A1I4H
東京 笠原文彦 Fumihiko Kasahara
fkasahara@bloomberg.net Editor:Kobari / Kambara
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 Lily Nonomiya lnonomiya@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=21bloomberg12aXwvPH3lKB9w