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(回答先: なぜ金正日総書記はマカオに愛人とされる女性を住まわせたのか?【報道ステーション】 投稿者 hou 日時 2005 年 9 月 19 日 17:30:52)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050920-00000011-nna-intより引用
【香港】マカオの匯業銀行、取り付け騒ぎに
米財務省がマカオの中堅行である匯業銀行(バンコ・デルタ・アジア)は北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)を支援していると名指ししたのを受け、マカオの同行各店では口座を持つ市民が殺到し、取り付け騒ぎが起きた。香港金融管理局(HKMA)は16日、香港内の同行子会社、匯業信貸(デルタ・アジア・クレジット)を直接管理下に置くと発表した。同行は東京にも支店を持つ。
米財務省は15日付のプレスリリースのなかで、米国の金融機関に対し同行との取引停止を求める法案の制定も提案している。匯業銀行と駐香港北朝鮮総領事館は、米国の指摘を否定。マカオ政府は、米国の発表を遺憾としながらも事件に強い関心を寄せているとし、マカオ政府金融管理局が特別チームを発足させ匯業銀行の調査にあたる予定だ。
同行が香港内に持つ子会社、匯業信貸は「預金受け入れ機関」に指定されており、10万HKドル以上、当初預金期間3カ月以上の預金のみ扱っているため、一般の小口顧客の取り扱いはない。昨年末時点、同社の預金残高は3億2,000千万HKドルだった。
■直接管理、条例施行以来初めて
HKMAは16日、財政長官と相談の上、銀行業条例に基づき、会計大手KPMGのポール・ブロウ氏を匯業信貸の臨時管理人に指定し同社に派遣すると発表。マカオ当局の調査結果が明らかになるか、または別の措置が取られるまで、同社の負債増加を防ぎ資産保護措置を取るとしている。当局は、既にこれまでにも同社を監察対象とし、親会社との資産区別を強化するなど預金保護措置を採ってきていると明らかにした。
HKMAが金融機関の直接管理という対応に出たのは、1995年に条例が施行されて以来初めてのことだという。関係者の間では、このような迅速な対応がなされたのは、香港の国際金融センターとしての地位を確保するため、との見方が出ている。
■預金解約、2日間で3億パタカに
一方、マカオでは16日から17日にかけて、匯業銀行の各店に預金引き出しを求める顧客が殺到し、2日間で約3億パタカの預金が引き出された。同行の區宗傑(スタンレー・アウ)社長は17日、同行の流動資金は十分あり各顧客の要求に対応可能と述べた。また、北朝鮮の銀行および企業とは30年以上の取引関係があるが、純粋な商業活動であり違法行為は行っていないと強調した。
マカオのエドムンド・ホー行政長官は17日、市民に対しマカオの金融システムへの信頼を維持するとして、冷静に対応するよう呼びかけた。また、匯業銀行に対しては、金融システムの安定と信頼の維持および顧客・債権者の利益保護のために、金融管理局から代表者を2名派遣し同行の経営管理に参加させると表明。米財務省の指摘に関する調査も行うとしている。
今月初め、アジアン・ウォールストリート・ジャーナル紙が匯業銀行のほか、マカオの誠興銀行および中国銀行の北朝鮮との関係も報じているが、両行では取り付け騒ぎは起こっていない。
(NNA) - 9月20日10時30分更新