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原油価格は2007年に平均93ドル、10−12月期は100ドルに−CIBC (ブルームバーグ)
2005年9月10日(土)09時33分
9月9日(ブルームバーグ):カナダ5位の銀行カナディアン・インペリア
ル・バンク・オブ・コマース(CIBC)は7日付のリポートで、原油価格は
2006年が平均1バレル=84ドル、2007年が同93ドルとなり、07年10−12月
期には100ドルに達するとの見通しを示した。需要拡大が供給の伸びを上回り
価格を押し上げるとみている。
チーフエコノミストのジェフリー・ルービン氏はリポートで、中国の原油
消費拡大が需給をひっ迫させると指摘。さらに、ハリケーン「カトリーナ」が
メキシコ湾の石油施設に与えた被害は、現在の生産を減少させるばかりでなく、
新たな石油探索プロジェクトを遅らせるとの見通しを示した。同氏は、世界の
原油供給量は2007年までに、最大で日量240万バレル需要を下回ると予想。さ
らに、この格差は原油価格の上昇が需要の伸びを抑えることによってのみ縮小
するだろうと書いている。
ルービン氏は「原油消費が価格高騰によって来年中に日量180万バレル抑
えられることが必要だとみられる」と書いている。同氏はさらに、需給のギャ
ップは2008年には最大で300万バレルにまで拡大するとの見通しを示した。現
在の世界の原油需要は日量約8400万バレルとなっている。
原油価格の上昇はエコノミストやアナリストらを驚かせた。ブルームバー
グ・ニュースが2004年12月に実施した調査では、2005年の平均価格は1バレル
=39ドルと予想されていた。ニューヨーク原油先物は8月30日に70.85ドルを
つけた。
CIBC以外の各社も原油相場見通しを上方修正している。米モルガン・
スタンレーのチーフエコノミスト、スティーブン・ローチ氏は今週、2006年の
平均価格見通しを64ドルに引き上げ、それに伴い世界の成長率見通しを下方修
正した。米ゴールドマン・サックスのストラテジストらも8月18日に、2006
年の予想を68ドルに引き上げている。
原題:Oil May Reach $100, Lifting Energy Stocks, Martin Currie Says(抜粋) 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
{NXTW NSN IJKN0O07NBB5
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kobari
記事に関する記者への問い合わせ先:
カルガリー Ian McKinnon imckinnon1@bloomberg.net.
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