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livedoorニュースからhttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1377335/detail?rdより引用
米国発「オイルショック」、全世界に拡大
超大型ハリケーン「カトリーナ」がもたらした米国発「オイルショック」が、全世界を脅かしている。
石油不足は市場の不安感を増幅させているほか、米国、中国、日本などエネルギー消費大国は石油の買い占めに乗り出した。
このため、ドバイ原油の60ドル、米西部テキサス産軽質油(WTI)の70ドル突破はもはや時間の問題、との見方が強まっている。エネルギー専門家たちは「第3次オイルショック」の到来を警告している。
国内市場でも、ガソリンの消費者価格は先月末、1リットル=1600ウォンを突破した。
政府は公共機関を対象に「乗用車曜日制(自動車ごとに休む曜日を決め、1週間に1度、運転を見合す政策)」の導入など、エネルギー危機の克服に向け動き出した。
▲ドバイ原油60ドル、WTI70ドル突破は秒読み段階
1日(現地時間)の国際市場で、WTIは前日に比べ0.99ドル高い69.49ドルをつけた。国内の原油価格算定基準である中東産ドバイ原油は0.37ドル高い59.45ドルを記録、やはり過去最高値を更新した。
原油価格の急騰は、超大型ハリケーン「カトリーナ」が米メキシコ湾の石油精製施設を直撃したことで、今後の石油製品の供給に長期にわたり支障を来たすとの判断から。
米国の消費者は実生活を通じ、石油不足に直面している。米ノースキャロライナ州、ウェストバージニア州、アリゾナ州など南部地域の一部のガソリンスタンドには、「ガソリンなし」と記された看板が掲げられた。
ジョージア州ではガソリンの値段が1ガロン=5.87ドル(約6104ウォン)まで急騰した。これを1リットルに換算すると1615ウォンで、1年前(1ガロン=1.70ドル/1リットル=467ウォン)の3倍水準をはるかに超える。
▲石油の買い占めに出た中国
石油消費国の間では、石油確保のための争いが始まった。中国政府は1日、自国の石油会社を対象に年末までの間、石油輸出を禁止する条例を下したほか、海外からの石油輸入は最大限増やすことにした。
中国は最近、寧波、舟山、大連、青島など東部の主要都市に石油備蓄基地を建設、備蓄量を90日分(約5億4000万バレル)とする計画をまとめた。
日本政府は2日、戦略備蓄油の放出を含む原油の需給安定策について、国際エネルギー機関(IEA)と話し合いを始めた、と明らかにした。
▲国内のガソリンも1リットル=1600ウォン突破
ソウル市・江南(カンナム)や汝矣島(ヨウィド)地域を中心に、ガソリンスタンドのガソリン販売価格は1リットル=1600ウォン台を突破した。この大台突破は史上初だ。
この値段を基準にガソリンを新型ソナタ2.0モデルに満タン給油すると、11万2000ウォンかかる。軽油の値段も1リットル=1270ウォン台を突破した。
政府とヨルリン・ウリ党は2日、党政協議を行い、原油価格の暴騰に備え ▲公共機関の「乗用車曜日制」の強制施行 ▲エレベーターの隔階運行 ▲街灯の隔灯制、などを近く実施する方向で検討に入る。
朝鮮日報
2005年09月04日14時42分