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(回答先: インドネシア:燃料価格引き上げへ−大統領がルピア安阻止で発表 (ブルームバーグ) infoseek 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 31 日 23:21:37)
08/31 18:39 インドネシアが通貨防衛策 アジア危機再来懸念も
【シンガポール31日共同】インドネシア政府、中央銀行が通貨
ルピアの下落阻止に向け、利上げなど通貨防衛策を矢継ぎ早に打ち
出し対応に追われている。だが背景には原油高騰に伴う財政赤字の
拡大があり、市場は防衛策の効果には懐疑的だ。一九九〇年代後半
のアジア通貨危機の再来を危ぶむ声も上がっている。
ルピアは原油価格上昇に弾みがついた八月に入り下げ足を速め、
三十日に一時、約四年半ぶりの安値となる一ドル=一万一八〇〇ル
ピアへ下落。三十一日も一万ルピア台半ばの安値圏で推移した。ガ
ソリン価格の上昇防止を目的とした多額の補助金が負担となり、財
政赤字が膨らんでいるためだ。
通貨防衛のためインドネシア銀行(中央銀行)は三十日、政策金
利引き上げを実施。三十一日には日本銀行との間で、金融危機など
緊急時に米ドルを融通し合う通貨交換協定(チェンマイ・イニシア
チブ)に基づく資金枠拡大で合意した。
しかし、市場では「利上げは対症療法に過ぎず、問題解決には補
助金カットが不可欠」(シンガポール最大手、DBS銀行のウイ市
場調査部副部長)との見方が有力だ。
財政赤字の改善に向け、同国政府は補助金削減の検討に着手した
。しかし、削減は燃料価格上昇につながり、時期や削減幅で対応を
誤れば国民生活を直撃、経済活動をまひさせかねない。タイの通貨
バーツ急落とともに一九九七―九八年の通貨危機の引き金を引いた
ルピア暴落の再現を不安視する向きもある。
20050831 1839
[2005-08-31-18:39]