★阿修羅♪ > 国家破産42 > 232.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
米労働者、経済状況の悪化を懸念
[ワシントン 30日 ロイター] 米国労働総同盟産別会議(AFL―CIO)が30日発表した調査結果で、米国の労働者は経済状態に不満を感じており、生活水準の低下を懸念していることが分かった。
労働者805人を対象に行われたこの調査によると、他の指標が消費者信頼感指数の上昇や雇用状況の改善を示しているにもかかわらず、労働者の間では自身の経済状態に対する不満が広がっている。
医療コストやガソリン価格の上昇、仕事のアウトソーシング化などが労働者の心理を圧迫する要因となっている。
調査対象者の70%が、給料はコストの上昇に追いついていないと答え、69%が新しい仕事のほとんどは給料や福利厚生が悪いと回答していた。
一方、財政的な目標の達成について、希望や自信を示した回答者はわずか43%にとどまっており、1999年の70%から大幅に落ち込んだ。
AFL―CIOのスウィーニー会長は記者会見で、「労働者世帯の経済危機は深刻な状態にあり、その度合いは増している。それを労働者は認識しているが、政府や金融業界関係者らは認識していない」と指摘した。
(ロイター) - 9月1日2時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050831-00000255-reu-bus_all
【第3次石油危機と、生存権をかけた世界労働運動の勃発】