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FOMC議事録:燃料高騰は景気を抑制へ、来年の成長見通し引き下げ (ブルームバーグ)
2005年8月31日(水)03時33分
8月30日(ブルームバーグ):9日開催の米連邦公開市場委員会(FO
MC)では、燃料高騰が少なくとも一時的にせよ他の消費製品に波及し、恐ら
くは支出を抑制、経済成長ペースの減速につながるとの見解が示されていた。
30日に公開された議事録で明らかになった。
議事録は「エネルギー高騰は消費にとって、大きな抑制要因になる可能性
が高いとみられた」としている。さらに、「インフレが最近のペースから加速
すれば、長期的な経済成長に特に悪影響を及ぼす恐れがあるとの指摘があっ
た」と記されている。
さらに議事録によると、FOMCは需要拡大を理由に今年の成長率見通し
を引き上げると同時に、原油高騰を一因に来年の見通しを引き下げた。ニュー
ヨーク原油相場はこの2年間で2倍以上に急騰。ハリケーン「カトリーナ」で
メキシコ湾(ガルフ)の石油掘削装置や製油所に被害が及んだことから、この
日の先物10月限は一時、バレル当たり70.85ドルまで買い進まれ、取引中の
最高値を記録した。
9日のFOMCは昨年6月以降10度目の利上げを決定。フェデラルファ
ンド(FF)金利誘導目標を3.5%に引き上げ、今後も「慎重なペース」で利
上げを実施する姿勢を示した。
議事録にはまた、住宅価格の急騰のほか、財政赤字の継続についても討議
されたことが記されている。住宅価格上昇はいずれ鈍化するとの見方が「大方
の見解」だったとし、その影響は「極めて不透明だ」とした。グリーンスパン
米連邦準備制度理事会(FRB)議長は27日、住宅ブームはいずれ「下火に
なる」と述べていた。
原題: Fed Saw Risk to Inflation, Growth From Oil Prices, Minutes Show 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(抜粋) {NXTW NSN IM1RJX07SXKX
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae
anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Scott Lanman in Washington at slanman@bloomberg.net.
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=31bloomberg32aJXSmY0JTWGQ