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(回答先: 【国際金融動物、アジア金融危機の仕掛け】 アルカイダ、アジア金融都市攻撃を準備 一言があります 【中央日報】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 27 日 01:41:29)
グリーンスパンFRB議長:資産価格は金融政策に強い影響(2) (ブルームバーグ)
2005年8月27日(土)01時24分
8月26日(ブルームバーグ):グリーンスパン米連邦準備制度理事会(F
RB)議長は26日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された年次中央
銀行シンポジウムで講演し、「世界の経済活動は過去数年間にわたって、様々な
資産価格のキャピタルゲインおよび、それに対する借り入れ需要によって大きな
影響を受けてきた」と指摘、「われわれの経済予測と、ひいては金融政策は、資
産価格の変動に大きく左右されるようになっている」と話した。同シンポジウム
はカンザスシティ連銀が主催した。
グリーンスパン議長は、長期的な景気安定が人々に投資のリスクは低いとの
概念を植え付け、投資家はこれまでにないほどリスクを受け入れやすくなってい
ると指摘、さらに、そのことが資産価格を押し上げ、個人消費や企業支出を支え
たと分析した。議長は一方で、このような資産価格の上昇が「すぐにでも消滅し
得る」と警告。投資家が警戒を強めれば、金利が上昇、資産価格は低下し、景気
にリスクを呈する可能性があるとした。
議長は「歴史的に見て、リスクプレミアムの低下が長期化した後の影響にう
まく対処できたことはない。このような資産価値の上昇は時に、市場参加者の間
で、構造的で永久的だと捉えられがちだ」と話した。講演内容は事前にテキスト
配布された。
グリーンスパン議長の発言の背景には、米連邦準備制度が昨年6月以来、10
度にわたる利上げを実施した間に米長期金利が低下したことがある。10年債利
回りは当時から約0.5ポイント近く低下し、現在、4.16%となっている。
モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト、スティーブン・ローチ氏は、
グリーンスパン議長の発言について、「過去にないほど均衡が取れた内容だっ
た」と指摘、「議長の言動は、多くの中央銀行関係者の間ですでに受け入れられ
ているものに近づきつつある。ただ、価値の高まり過ぎた資産に過剰に依存する
事態を避けるために、中央銀行としてどのような政策が必要なのか、という部分
が依然として欠けている」と話した。
自動車や住宅販売は過去最高ペースで拡大。中古住宅販売価格は7月に過去
最高の21万8000ドルに達した。
グリーンスパン議長は、資産価格の急激な低下があった場合に備えて、経済
の柔軟性を維持することが必要だと強調、「ある程度の柔軟性を維持できれば、
米国経済に存在する経常赤字や住宅ブームなどの一部の不均衡は、価格や金利、
為替レートなどの調整を通じて是正できる。この是正が生産や所得、雇用に苦痛
な変化を伴うことなく実現できる」と話した。
原題:Greenspan Says Fed Paying Attention to Asset Prices (Update3) 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(抜粋) {NXTW NSN ILU4E40UQVI9
ニューヨーク 高井夕起子 Yukiko Takai
ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Alison Fitzgerald in Washington at afitzgerald2@bloomberg.net;
Scott Lanman in Washington at slanman@bloomberg.net.
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=27bloomberg31ayEv7.LUlb70