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11日午後1時ごろ、大分市鴛野(おしの)の無職男性(68)方で、この男性と中学2年の長男(13)が死んでいるのを訪問した同市職員と大分南署員が発見した。妻(57)が重い心臓病で手術のため入院していることなどから、同署では医療費を苦にした無理心中とみて調べている。
調べでは、男性は1階の床の間で首をつっており、長男は1階子供部屋のベッドの上で、首にひもをかけられ、あおむけの状態で見つかった。
医療費の相談で同市社会福祉事務所を訪問した妻の妹が「男性と連絡がとれない」と話し、同事務所が同署に届け出た。
長男が通っていた中学校によると、長男はサッカー部に所属し、夏休み中も毎日練習に参加していたが、7月27日を最後に来なくなったという。同校の校長は「欠席もなく、学校には元気に通っていた。大変、ショックを受けている」と話した。
【井上元宏】
(毎日新聞) - 8月11日20時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050811-00000106-mai-soci