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http://www.ninuki.com/fm/mkt-2005.htm
保護主義だけでは説明できない日本市場 2005.03.09(水)
世界の常識と日本の常識が異なることは良くある話であり、どちらかと言うと日本のやり方が「優秀ではない」という感じで使われることが多い。西欧列強の国々が資本力に物を言わせ、進出した先で自国流を押し付けることもよく聞く話である。
これまで西欧諸国が、通信、建設、金融、流通などの分野で日本に門戸を開放せよ脅迫迫ってきた事は有名な話であるが、うまく行っているのは金融ぐらいのもんであり、その他はたいした成果も出ていない。
日本の「その日に食べるものを毎日購入する」という購買スタイルは、かの国の方々からは奇異に映るらしく、「我々の合理的なやり方を知らない日本人はとても気の毒」という余計なお世話崇高な思想により、数年前フランスからスーパーが日本にやってきた。いきなり大手イオンのお膝元である幕張に出店し、次いで西洋かぶれし易いプチブルが集まる南町田に出したまではなかなかの戦略であったが、その次の光明池、狭山は厳しい選択である。その後の箕面でやや挽回するが、その先の尼崎、東大阪で撃沈である。誰に立地を相談したのか存じ上げないが、あまりにも無謀であり、お得意とする合理性はあまり感じられない。
日本の市場の閉鎖性、卸との関係などをどうこう言う前に、「人間の3大欲求に関する所を攻めるのは実に難しい」と言うことを勉強してもらいたい。いつでもリベンジお待ち申しあげております。