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◎野村證券では、デルフィコープで販売
小生はホルダーなので、倒産するまで追ってみたいとおもいます。
売上高約3兆円の企業が倒産するのに日本の報道機関は、まったく無視していますね。
このニュースは、日本自動車企業にとって重大な結果を見ることは明らかなのに
配当は、1月 4月 配当は、1株あたり50円 8月は15円となっています。 11月
Delphi Corp (DPH)株価4.96 Div Yield (ttm):0.26 (4.41%)
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=DPH&t=my&l=on&z=l&q=l&c=
↓デルフォイホームページ
http://www.delphi.com/
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050807AT2M0600L06082005.html
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djAUI7485.html
デルファイ４−６月期赤字転落、連邦破産法適用申請も視野に
ニューヨーク（ウォール・ストリート・ジャーナル）自動車部品大手の米デルファイ（NYSE：DPH）が８日発表した４−６月期決算は、純損益が３億3800万ドルの赤字となった。同社は、かつての親会社であるゼネラル・モーターズ（NYSE：GM）、全米自動車労組（UAW）と、10月17日までに経費節減策で合意しなければ、連邦破産法の適用申請を検討するとしている。
同四半期の赤字は１株当たり60セント。前年同期は１億4300万ドルの黒字、１株利益は25セントだった。売上高は、GMへの売り上げが18％減少したことが響き、6.9％減の70億2000万ドルとなった。GMは今年、北米での生産を大幅に縮小している。
デルファイの財務状況が一段と悪化したことや、８日にはかつてフォード・モーター（NYSE：F）の一部門だった同業ビステオン（NYSE：VC）が大幅な赤字決算を発表したことは、労働組合化された伝統的な米自動車業界での重圧が一層増していることを浮き彫りにした。ビッグスリーの売上高が最近、値引きによって大幅に増加しても、米自動車業界の混乱は収まっていない。
ビステオンの徹底したリストラや、年間売上高が280億ドル規模で３万5000人の米時間給労働者を抱えるデルファイが破たんしそうな状況にあることは、かつてフォードとGMが、UAWメンバーに時給27ドルと米国内外の同業他社に比べはるかに高い賃金と手当を支払っていて、事実上競争の余地がなかったのと同様だ。今後、中西部工業地域の製造ラインの数千人が職を失い、職場に残った従業員の多くは賃金と手当の低下に直面するとみられる。
デルファイのロバート・ミラー会長兼最高経営責任者（CEO）は８日の電話会見で「当社が連邦破産法の適用申請を迫られた場合、デルファイの退職者への支払いの非常に大きな部分はGMが責任を負うことになるだろう」と述べた。
また同氏によると、10月17日に施行される新たな連邦破産法は債務者側にとって厳しい内容になる。「GMやUAWとの交渉で成果がなく連邦破産法11条の適用申請を検討せざるを得なくなれば、この法改正がその時点で考慮すべき事項のひとつとなるだろう」とした。
さらに「３者はいずれも苦しい立場にある。裁判所の手続きを必要とする状態になるのを回避するために、それぞれが難しい決断を迫られる。こうすることの利点は大きい」と語った。
GMにとって、デルファイ、UAWとの交渉は重要な時期にさしかかった。GMは今年、北米部門で25億ドルの赤字を出し、格付け会社の大手２社から投資不適格水準に格下げされた。GMはUAWに、米国の時間給労働者の医療保険などについて譲歩を求めているが、UAW幹部はなかなか応じない。
GMの広報担当者、トニー・シモネッティ氏は「GMはデルファイと、GMも含めたリストラ策について話し合っているが、GMの負担分がどの程度になるかを見積もるのは難しい。デルファイの満足する方法でGMがリストラの一部を担うとしても、それは義務ではない。現時点では、GMがリストラに参加することが当社や当社の株主にとって最良となるかは不透明だ」と語った。
デルファイによると、2004年末時点で年金基金の積立不足が43億ドル、退職者の医療保険債務は96億ドルだった。同社株の８日終値は、前週末比0.07ドル（1.41％）高の5.03ドル。その後の時間外取引では一段高となり、5.10ドルで取引されている。
GMが従業員割引をすべての顧客に適用するキャンペーンを延長しても、GMは生産台数を元のペースに戻さないようだ。デルファイ幹部は「（７−９月期または）今年末までの増産計画がない」としている。つまり、デルファイからGMへの出荷は、予見可能な将来において低水準にとどまることを意味する。
ビステオンは８日、暫定の４−６月期決算を発表した。純損益は11億9000万ドル（１株当たり9.49ドル）の赤字。最近フォードと合意したリストラ計画の多額の費用を計上した。特別費用は11億3000万ドル（１株当たり9.01ドル）。前年同期は3100万ドルの黒字、１株利益は24セントだった。ビステオンによると、５月に発覚した会計上の誤りについて引き続き調査している。この結果、４−６月期決算は調整が必要になるかもしれない。
ビステオン株の８日終値は、前週末比1.34ドル（15.75％）高の9.85ドルだった。
同社は５月、救済策についてフォードと合意した。これによりフォードは、工場と従業員を引き取ることとなった。こうした手続きは９月に完了する見通しだが、メリルリンチのアナリストによると、投資家には10−12月期まで「新生ビステオン」の姿は見えない。
クレディ・スイス・ファースト・ボストン（CSFB）のアナリストは調査リポートで、「ビステオンは2007年まで黒字化しない。大掛かりなリストラが必要で、高給の従業員１万7400人と不採算の14工場を削減しなければならない」との見方を示した。
短期的な見通しについてデルファイとビステオンは、主要顧客であるGMとフォードが北米市場で日本のライバルメーカーに引き続きシェアを奪われるため、７−９月期は厳しいとみている。両社とも取引先の多様化に努め、デルファイの売上高の51％がGM以外、ビステオンの売上高の36％がフォード以外になっている。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。