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今日の採決は極めて残念な結果に終わった。
しかし、まだ全てが終わった訳ではない。
本日の即日解散の結果、9月11日に総選挙がある。
ここで小泉自民党が圧勝できれば、まだまだ逆転は可能だ。
確かに、総選挙で参議院議員が入れ替わる訳ではない。
しかし、総選挙で小泉自民党が圧勝すれば、
参議院議員といえども民意を無視することはできまい。
一部に参議院が否決したのに衆議院を解散するのは
スジが通らないという人がいるが、「民意を問う」ことが
目的である以上、極めて真っ当な政治手法と言えるだろう。
で、小泉自民党は勝てるのだろうか。
これは十分勝てると思っている。
これまで、郵政民営化に対して「小さな問題」だの「骨抜き」だのと
言って斜に構えていた人達も、民営化を阻止するための族議員達の
この尋常でない抵抗ぶりを見せつけられれば、
「何か違う」と気付きはじめているだろう。
そういう目で見れば、これまで取り上げてきたような
年間1兆円の免税(=補助金)等の国営故の特典の問題、
財投等への資金の流れの問題、特定郵便局長の世襲や政治活動の問題、
その他諸々の郵政問題の深みに次第に気付いていくのではないか。
そうなれば、亀井や綿貫を切った小泉の決断に大きな支持が
集まることになるだろう。
また、「小泉の民営化はダメ」だと言いつつ、何の代案も示せなかった
民主党も、結局は官公労に媚びるだけの政党だということが
白日のもとにさらけ出されてしまった。
このような状況の中で、国民の気持ちが亀井新党でも民主党でもなく
小泉自民党に向かうのは自然な流れだ。
懸念があるとすれば、民主党マンセーの一部マスコミが、
郵政から争点をずらそうと煽動を始めることくらいだが、
いつまでもそれに乗せられるほど国民がバカだとも思えない。
一時は否決されればお終いかと思っていたが、
実はそんなことは全然なかった。
執行部が個別の議員を説得していくよりも
圧倒的な民意の前に族議員をまとめて屈服させる方が本来の王道だ。
そういう流れが少しずつ見えてきたように思う。
P.S.
「郵政民営化エントリー集」もご参照ください。
http://blog.melma.com/00099352/20050522233336