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(回答先: 【郵政法案】意地の張り合いの中で全てを失うな 投稿者 蚊取犬 日時 2005 年 8 月 06 日 18:27:55)
>蚊取犬さん おひさしぶりです。
Kが思うに「この土壇場まで来ても、何故?民営化」しなければならないのか、キチンとした解説が無いと思っています。
財政再建のため? ーー だとすれば「地方の維持」を約束した段階で民営化の意味は無いと言えます。「郵便局の地方撤退を許さないのなら、最終的には国庫で賄うしかないからです。
民営にすれば、官業の時には想像すら出来なかった工夫がされる? ーー 国鉄の例を見れば、それが「いかに、無責任な希望的観測かは明らかです」
そもそも、設置基準を国が決めて、あらゆる面で干渉して来るであろう会社の「看板だけ掛け替えても無意味」でしょう。
財政投融資の入り口改革の一環? ーー 前に書いたのですが、郵政の資産は現在減少しています。川の入り口がマイナス成長の川というのはありえません。
340兆円は確かに大きな池とは言えるでしょうが、どんなに多くても「池の水が流出してしまえば、池ではあり得ません」
現在、資産が減少している郵政公社が財投の入り口にはなり得ないのです。
公務員を減らそう? ーー 税金によって給与が賄われている公務員の抑制は財政再建的には必要かもしれませんが、郵政公社は独立採算制ですので「名目上の意味しかありません」
郵政の資金で市場の活性化を? ーー 郵政公社の資金は「郵政公社の金庫に寝ている訳ではありません」現在は国債購入から政府の資金として市場に流れています。
その上で、民間でも貸し付け業務は停滞気味ですので、郵政が貸付業務に本格参入しても「不良債権化するのが関の山」でしょう。
と、主な論点は、反対サイドに有利です。
何故、民営化なのかも分からないのに「賛成意見を広める事などできません」
今でなければ出来ない。というのは論拠にはなりません。永遠に民営化の必要はない可能性もあります。
また、どうしても必要な改革ならば、今後でも行われるでしょう。(国民的な合意があればです)
残念ながら、蚊取犬さんの主張には正当性が見えません。