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(回答先: じわりじわり上昇する米国金利 【Nevada経済速報8月2日】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 02 日 14:23:08)
「為替」 米金利上昇や原油高でドル買い戻し111.72円→112.28円、原油最高値62.30ドル/ニューヨーク外国為替市場概況
「米金利上昇や原油高でドル買い戻し111.72円→112.28円、原油最高値62.30ドル」
/ニューヨーク概況 2005年8月2日(火曜日)−株式会社フィスコ 平松 京子 片
山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:22JST 「米金利上昇や原油高でドル買い戻し111.72円→112.28円、原油最高値62.30ドル」
*07:01JST「米金利上昇や原油高でドル買い戻し111.72円→112.28円、原油最高値
62.30ドル」
【ロンドン市場概況】
8月1日のロンドン外為市場では、親米・穏健路線だったサウジアラビアのファハ
ド国王死去を受けて、ユーロを中心にドル売りの動きが優勢になった。ユーロ・ド
ルは1.2185ドルから1.2235ドルまで上昇し、ドル・スイスも1.2821フランから
1.2748フランまで下落し、ポンド・ドルは1.7636ドルから1.7694ドルまで上昇し
た。ドル・円は、112円10銭から111円72銭まで下落した後、ユーロ・円が136円84銭
まで上昇したことから、111円80銭付近で下げ渋った。
【経済指標】
独・7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)49.8(6月49.8)
仏・7月の製造業PMI51.9(6月50.7)
英・7月の製造業PMI49.2(6月49.6)
ユーロ圏・7月の製造業PMI50.8(6月49.9)
【要人発言】
小泉首相
「小泉おろし・倒閣運動には屈しない」
「郵政法案、継続審議は形変えた否決・退陣要求」
「郵政法案の付帯決議、説得へ有効か分からず」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:111円85銭、ユーロ・ドル:1.2218ドル、ユーロ・円:136円66銭、ポン
ド・ドル:1.7673ドル、ドル・スイス:1.2765フラン
【ニューヨーク市場概況】
8月1日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は中国筋の売り主導で111円74銭ま
で下落した。その後、原油価格が史上最高値を更新した上、2004年12月以来の高水
準となった7月のISM製造業指数を受けて債券利回りが一段と上昇した事から112円28
銭まで上昇し、112円25銭前後のほぼ高値で引けた。
ユーロ・ドルは「ロシアが通貨バスケット内のユーロの割合を引き上げる」との二
ュースや米インべストメントバンクの強い買いを受けて1.2252ドルまで上昇した
が、その後ドル買い戻しが強まる事で1.2178ドルに下落しほぼ安値で引けた。ユー
ロ・円はオプション行使時間(NY10:00)にかけて中東筋の買いが強まり136円60銭
から137円00銭まで上昇するものの、その後ユーロ・ドルの下落に連られる形で136
円70銭前後に弱含み引けた。ポンド・ドルは1.7669ドルから1.7733ドルまで上昇し
た。ドル・スイスは一旦1.2718フランまで下落した後1.2800フランまで上昇した。
【原油市場】
原油相場は続伸し、過去最高値を更新。「世界最大の産油国サウジアラビアのファ
ハド国王が死去した」との同国政府の発表を受けて原油供給を巡る懸念が高まり、
朝方の時間外取引から堅調な値動きを続けた。さらに「先週末に爆発・火災事故の
起きた英BPのテキサス州の製油所が修理点検のために一時閉鎖した」との一部メデ
ィア報道も手掛かり材料となり、NYMEX原油先物(9月限)価格は一時62.30ドルまで
上昇し、史上最高値を更新。その後も高止まり推移し、結局61.55ドル(先週末比
+1.6%)で取引を終えた。
【オプション動向】
ドル・円相場は対欧州通貨でドル買い持ちを手仕舞う動きが先行している事や中国
人民元の切り上げ以降、高値更新を継続している事などから上値が重くなりつつあ
る。中長期的なドル上昇観測は引き続き強いものの下値警戒観が増している事から
オプション市場では短期物の変動率が上昇している。1ヶ月物は8.0%から8.40%に
上昇し、3ヶ月物、6ヶ月物は8.125%でそれぞれ変わらず水準で取引されている。
リスクリバーサルでは8月の本邦企業による本国利益送金観測を受けて下値リスクを
ヘッジする動きが継続しており25デルタ円コール・ドルプット1ヶ月物は+0.35%か
ら+0.40%に拡大。一方3ヶ月物は+0.8%、6ヶ月物は+0.825%で変わらずとなってい
る。
【株式市場】
NY株式相場はまちまち。7月のISM製造業指数が56.6と予想を上回った事で、朝方は
買いが先行した。ただ引き続き主要企業の決算も好感されているものの、高値警戒
感から上値は限定的なものにとどまった。セクター別では、エネルギーや医薬品・
バイオが上昇する一方で、公益事業や食品・飲料・タバコが軟調。イーベイ(EBAY)
はスミスバーニーが投資判断を引き上げたことで4.4%上昇。またノースウェスト
(NWA)やエアトラン(AAI)など航空会社各社も堅調に推移した。ガイダント(GDT)は、
販売を中断していた埋め込み型除細動器の販売再開が承認されたことで大幅高とな
った。ダウ構成銘柄では、プロクター&ギャンブル(PG)が原材料費の高騰により粗
利率の低下が嫌気されて下落。また、ホームデポ(HD)も産業廃棄物に関してロサン
ゼルスの司法当局から召喚状を受け取り下落した。結局ダウは17.76ドル安の
10623.15、ナスダックは10.55ポイント高の2195.38で取引を終了した。サウジアラ
ビアのファハド国王死去を受けて原油価格が62.3ドルの過去最高値を記録してお
り、株式相場にも間接的に影響を与える形となっている。
【経済指標】
米・7月のISM製造業景況指数:56.6(予想54.3、6月53.8)
米・6月の建設支出:前月比-0.3%(予想+0.6%、5月-1.7%←-0.9%)
【要人発言】
ハバード・米国家経済会議(NEC)委員長
「堅調な米経済成長の継続に満足。大統領は財政赤字削減を第一の課題としてい
る」
「2009年までに財政赤字は半減する」
「原油価格は大きな課題であるが、時間がたてば価格は下落するとみている」
「原油価格の上昇にもかかわらずインフレは抑制されている」
「中国人民元の切り上げは大きなステップ。しかしながら米国はこれが最初のステ
ップである事を期待しており、更なる柔軟性な通貨へ移行していく事が中国だけで
なく世界経済の利益に繋がる。」
【ロンドン市場始値〜ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 112.09 112.28 111.72 112.26
ユーロ・ドル 1.2185 1.2252 1.2171 1.218
ユーロ・円 136.58 137.00 136.39 136.72
ドル・スイス 1.2821 1.2832 1.2718 1.2792
ポンド・ドル 1.7639 1.7733 1.7636 1.768
株式市場:
NYダウ 10641.78 10672.36 10610.89 10623.15
ナスダック 2191.10 2201.87 2189.08 2195.38
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.471 4.509
米国債10年物 4.276 4.312
先物市場:
NY金先物 437.3 438.3 436.5 437.8
NY原油先物 61.05 62.30 61.00 61.55
シカゴ日経平均先物 11945 11980 11940 11975
(フィスコ) - 8月2日6時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000001-fis-brf