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(回答先: エネルギー法案が米上院を通過 投稿者 kerogaso 日時 2005 年 7 月 30 日 08:45:40)
米・総合エネルギー法、成立へ…原発建設などへ追い風
2005年 7月30日 (土) 10:58
【ワシントン＝広瀬英治】米上院は２９日の本会議で、原子力発電所の建設再開などでエネルギー自給率の向上をめざす「総合エネルギー法案」を賛成多数で可決した。
下院も前日に同じ内容の法案を可決しており、大統領の署名を経て成立する。
法案は、１９７９年のスリーマイル島原子力発電所事故以来、２６年間にわたって停止している原発建設を再開するため、原発の事故や建設の遅れに対する公的な保険の整備などを盛り込んでいる。すでに米国の電力会社は原発の建設計画を進めており、法案成立を受けて一斉に具体化に着手する。
このほか法案では、石油危機などに備えた戦略的な国家備蓄を今より３億バレル積み増して１０億バレルとすることなども盛り込んだ。
予算面では国内の油田・天然ガス田や新エネルギーの開発促進のため、関連企業への税負担軽減などに１０年間に総額１４５億ドル（約１兆６０００億円）を計上した。
上下両院の調整が難航していたガソリン添加剤（ＭＴＢＥ）による環境汚染対策は、下院が当初、巨額の賠償訴訟に直面している大手石油会社などの免責事項を法案に盛り込んでいたが、上院の強い反対で取り下げることで決着した。
エネルギー法案は、ブッシュ政権が５年越しで導入を目指してきたが、ＭＴＢＥ問題などを巡って議会の調整がつかなかった。今回は、原油相場の高騰が政府への“追い風”となり、議会側も法案取りまとめに動いた。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050730/20050730it02-yol.html
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