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7月28日(ブルームバーグ):米上院銀行委員会は28日、米住宅抵当金融投資会社のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の監視を強化し、計1兆5000億ドル(約168兆円)に上る両社の投資資産を縮小する内容の法案を可決した。
この法案は共和党が提出したもので、両社に対し住宅ローン証券事業と無関係の資産売却を義務付けている。先には、民主党が提出した法案が否決されている。民主党案は、こうした資産売却を義務付けずに、監督当局に住宅ローン資産を縮小する権限を与える内容だった。
共和党が提出した法案は、賛成11、反対9で可決された。ただ、法案成立には曲折が見込まれている。下院委員会では5月、上院で否決された民主党案に近い内容の法案が承認されており、上院案はこれと競合する見通し。上院の共和党と民主党の合意が成立しなかったことで、両社の監督強化を目指す米議会の取り組みが再び阻まれる恐れがある。
AGエドワーズ・アンド・サンズのアナリスト、マシュー・パーク氏は「最終的に法案が成立する可能性は依然として低い」と指摘。下院案と上院案の相違点や、資産縮小などの問題について共和、民主両党が論争を展開することによって、恐らく規制措置は行き詰るとの見方を示した。
原題:Fannie Mae Oversight Bill Approved by Senate Panel (Update6)(抜粋) {NXTW NSN IKCWYV1A1I4H http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aVnjUcHoyzTg&refer=jp_us
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 山口 裕子 Yuko Yamaguchi
yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先:
ワシントン James Tyson jtyson@bloomberg.net;
更新日時 : 2005/07/29 08:41 JST