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とすれば100円台にまで空売り攻勢をかけることも可能だったのでしょうが、早々に利益を確定して手を引いてしまった。だからあわてて買い戻しているから5割高なのだ。
ライブドアとしてはニッポン放送の株式をフジテレビへ高値で一括して売れたのみならず、フジテレビはライブドアの株を1億3000万株も第三者割り当てで買わせることにも成功した。ホリエモンはリーマンブラザーズと手を組んでフジテレビを手に入れようと仕掛けたのでしょうが、政界まで巻き込む騒ぎとなって、SBの北尾氏が出てきて幕引きになった。
結果的にホリエモンもリーマンブラザーズもフジテレビもSBの北尾氏もみんな儲けて、損をしたのは株式投資家だけだ。ホリエモンがやっていることはすでにアメリカで行われていた事を日本でも実践して見せただけなのだろう。IPOによって金をかき集めて成金になる手段もアメリカで行われ、ソフトバンクの孫社長はじめ次々とそれを真似たホリエモンまで登場した。
ホリエモンが明らかな証券取引法違反をしても金融庁も証券取引委員会も動かないのは、背後にアメリカの金融筋がついているからだろう。小泉内閣の中にも竹中氏がお目付け役としてついているから金融庁も動かないのだ。最終的にはLBOでフジテレビを買収しようとしましたがそこでストップがかかったのは誰の指示によるものだろう?
いずれにしろホリエモンは1700億円の現金を手にしてライブドアの株式を少しずつ売り抜けている。会社そのものを投機商品に見立てて誇大広告と見えるプランをぶち上げて株式を売りまくって資産を形成してゆくのは並の人間に出来ることではない。その意味ではソフトバンクの孫社長もライブドアの堀江社長も天才的だ。
ホリエモンは果たして実業家といっていいのだろうか。次々と会社を買収してそれが、あたかも急成長している会社のように見えるだけなのではないか。事業で果たしてどれほどの利益を上げているのだろうか。利益を上げることよりも派手なアドバルーンを揚げて金をかき集めているだけで何をしようというのだろうか。
金融庁は銀行には厳格査定と言う事で決算書の中味を厳格に査定して銀行を潰してハゲタカ外資に売りつけていますが、ソフトバンクやライブドアといった外資の手先のような企業には手を出さない。経理の専門家が見ればおかしいと気づくはずなのに検査が入らないのはなぜなのか。
西武の堤氏が様々な違反行為をしても取り締まられる事はありませ