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(回答先: 欧州市場サマリー(19日) 【ロイター】 goo ニュース 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 22 日 07:43:25)
DJ-欧州株:ロンドン以外は上昇、買収観測再燃でダノンが高い
ロンドン(ダウ・ジョーンズ)19日の欧州株式相場は、ロンドン市場が下落したほかは上昇。飲料業界での合併・買収(M&A)の話題が買い材料になったほか、18日発表の米IBM、メリルリンチ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が予想を上回り19日の米国株市場が上げて始まったことが欧州株相場を下支えした。
主要指数の終値は、英FTSE100種総合株価指数が12.70ポイント(0.24%)安の5201.50、独DAXは50.97ポイント(1.08%)高の4770.54、仏CAC40種指数は60.78ポイント(1.39%)高の4424.25。欧州主要企業600社で構成されるダウ・ジョーンズStoxx600指数は1.10ポイント(0.39%)高の281.67となった。
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が発表した7月の景況感指数は37.0と、6月の19.5から急上昇し、エコノミスト予想平均の22.0を大幅に上回った。ZEWによると、原油高にもかかわらず世界経済が堅調に推移しているうえ、ユーロ安がドイツの外需の「大幅な増加」につながっている。
米シティグループが18日に発表した4−6月期決算が投資家を失望させる内容だったため同四半期の企業業績について不安が広がっていたが、IBMの好決算でこの懸念は払しょくされた。JPモルガンは「ハイテク部門の業績低迷という投資家の懸念が和らぎ、欧州の情報技術(IT)サービス部門が循環的回復をみせているというわれわれの主張を裏付けた」としている。同部門では、仏アトス・オリジンが2.7%高、キャップ・ジェミニが1%高。キャップ・ジェミニは19日、日本部門の株式の95%をNTTデータに売却することで合意した。売却金額は明らかになっていない。
M&A関連では、仏食品大手ダノン・グループが米清涼飲料・食品大手のペプシコに買収されるとの観測が再び広がり、ダノンは11%高。ペプシコが1株当たり115ユーロでの買収を提案するとした報道もあるが、経済紙レゼコーは「ダノンは何としてもペプシコからの買収提案をはねのける構え」と伝えた。
英ビール大手SABミラーは9.8%高。コロンビアの同業ババリアをサント・ドミンゴ・グループから買収することで合意したことが好感された。メリルリンチは「この買収によりSABミラーの2006年3月期の1株利益は7%押し上げられる」とみている。ババリア買収をめぐりSABミラーのライバルとみられていたオランダのハイネケンは1.9%高。
フランステレコムは0.4%安。スペインの携帯電話サービス会社アメナに、債務肩代わりを含め90億ユーロで買収提案することを検討しているとフィナンシャル・タイムズ紙が伝えた。
英半導体設計大手のアーム・ホールディングスは2.7%安。19日の取引終了後に決算発表する米インテルに先駆けて発表した4−6月期決算は36%増収・27%増益だったものの、通期のドルベースの売り上げ増見通しレンジを「最低20%」から「15−20%」に下方修正したことが嫌気された。
(ダウ・ジョーンズ) - 7月20日9時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050720-00000013-dwj-brf