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でも、少し反論しておきましょう。
http://www.asyura2.com/0505/hasan41/msg/511.html
投稿者 考察者K 日時 2005 年 7 月 15 日 23:12:55: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 概ね了解しました。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 7 月 15 日 06:51:12)

>あっしらさん やっぱり少し反論しておきます。

あっしらさんの意見は下記の人に近いものだと思います。
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/haruniwa/p_005.htm

Kが前に議論されたGOKAIさんも同様な意見をお持ちでした。
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/104.html
を参考

先ず考察しなければならないのは「国の基軸通貨(日銀券)の適正流通量」です。
仮に、それが2倍になった場合、その事実を知った人は「価値は半分になる」と思うでしょう。実際には「幻想の上の通貨制度(裏付けのない制度)」なので、どうなるかは流動的な面もありますが、プレミア付きのお宝本も再販されれば値が下がります。

市場流通量が許容量以上になれば、通貨制度は幻想で当てにならないと思う人は出てきます。その人達は(国の内外に関わらず)「円では取引をしない」と言い出すかもしれません(外貨取引か、物物交換を求める)。

>【(ハイパー)インフレになるためには、消費財向けに支出される通貨量の増加が消費財の供給量増加を(圧倒的に)凌駕する事態が生じなければならない。】

と言うのは、正しい理論でしょうが、それを正確に認識できるような人の方が少数です。
それを「判断するのは、経済学の基礎も把握していない、多くの庶民」という事を考えなければいけないのです。正確に把握する人が大多数なら「石油ショック時のトイレットペーパーの騒ぎ」などおこらないでしょう。

>【紙幣を増刷してもハイパーインフレにならない例を提示する。
1)日銀が国債残高700兆円を購入するために日銀券を増刷する。】
以下略

Kの予測では、この段階で「マスコミ」とか「それを知った人」が大騒ぎをする可能性を指摘します。
この時点で、ほぼアウトです。
以下の、方法論が「理論的にどうであろうと関係はありません」、人がパニック状態に陥った時は、何を説明しても「冷静に判断はしてくれません」

それは、国民だけではなく、諸外国においても同様です。
日銀券の増刷が限度を超えていて流通残高が増えているなら「それだけ、円の希少価値(表現が微妙ですが)は減る」と言うのが「通説というより理屈であり常識」だろうと多くの人が思っているだろうとKは思います。

>【少しはものごとをきちんと考えようとしている財務省官僚や政治家は、上述の論理がわかっていながら、自分たちの失政のツケを国民に払わせようとしているのか新しい“失政”をやろうとしているのかはわからないが、低中所得者の公的負担増をしゃかりきになって推し進めている。】

というより、多くの政治家は「あっしらさんほどには分かっていない」でしょう。
あっしらさんのように考えている人は「経済に非常に強い、極一部の人くらい」だろうと思われます。他の政治家には「どんなに説明しても、天才の考え方過ぎて理解できないのだろう」と思います。(KもGOKAIさんとの対話時に理解できませんでした)

万人がすんなりと理解できない「理論」は危険だと思われます。ある日突然に破綻をむかえることになる可能性が高いでしょう。

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