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インド、原油輸入量が5.4%増 国内の価格凍結が要因
FujiSankei Business i. 2005/4/25
インドのマニ・アイヤル石油・天然ガス相は、2004年度(04年4月−05年3月)のインドの原油輸入量(速報値)が前年比5.4%増の9530万トンになったことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。インド、中国の原油需要増加が世界の原油価格高騰を招いていると指摘される中で、インドの輸入量が拡大していることが裏付けられた形だ。
インド政府は3月に、04年度の原油消費量が1億1190万トンに達したとの見方を示しており、インドの原油消費量全体に占める輸入の割合は85.2%に達したことになる。
インド政府は国民生活への配慮から石油卸売り関連企業に補助金を支出するなどして販売価格を昨年11月から事実上凍結している。また、精製された石油製品のインド国外への輸出も04年4月−05年2月までの11カ月で前年同期比24.8%増の1610万トンに達しており、これが原油輸入増の大きな要因となっているとみられる。
一方、インド政府が国内のガソリン、軽油価格の引き上げを検討しているともいわれ、需要の伸びが鈍化するとの予測もある。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050424202437-WVRWPFCCBM.nwc