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東シベリア天然ガス開発の計画資金 2030年までに総額3兆円
FujiSankei Business i. 2005/4/20
ロシア政府は、極東のサハリンから同国中部のクラスノヤルスクまで広がる東シベリア地域で天然ガス田開発を推進するため、2030年までに総額316億ドル(約3兆4128億円)の資金が必要と試算した。露政府がまとめた報告書の内容をブルームバーグが伝えた。
ロシアの産業エネルギー省は、同地域に約11兆3000億立方メートルの天然ガスが埋蔵されているとみており、同地域の開発を進め、米国、中国、日本、韓国などへの天然ガス輸出を強化する意向だ。
露政府は具体的な資金の調達先については明確にしていないが、全体的な開発計画についてはロシア最大の国営天然ガス企業ガスプロムが統括する見込みだ。
露政府は今年中にガスプロムの株式の過半数を取得する見込みで、同社が計画を管轄することで開発企業間の競争による天然ガス価格の下落を防ぐ狙いがあるとみられる。
報告書では、アジア・太平洋地域へのこれらの天然ガス輸出については「法に基づき、政府がコントロールする必要がある」とした上で、同地域における多国籍企業の活動に対しては「規制が必要となるだろう」としている。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050419202441-YNWZKNITLH.nwc