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「スシ」は日本食の代名詞。すし店で外国人が働いていたら、多少の違和感を覚えそう。が、むしろ積極的に外国人を雇用する回転ずしチェーン店があった。腕さえ良ければ、すしを握らせてもいたが、この外国人が不法残留となるとやはり、入管難民法違反（不法就労助長）なのだ。１２日までに警視庁に逮捕された経営者（６２）は「日本人は長続きしないからダメ！」と供述。ニートばやりの日本には耳が痛い？
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「日本人は（仕事が）長続きしない。在留資格がなくても、マジメで長続きする外国人の方を選んだ」
警視庁保安課に逮捕された回転ずしチェーン店の経営者、土信田（としだ）良市容疑者（６２）＝東京都練馬区。調べに対して、不法残留の外国人を雇った容疑事実を認めつつ、「フラフラしている日本人より、マジメ外国人の方がマシだ！！」という経営者としての“本音”をぶちまけた。聞きようによっては、現代日本の風潮を痛烈に批判しているかのようだ。
土信田容疑者は、東京都内を中心に「大江戸」「あっぱれ」といった回転ずしチェーン店計２８店舗を展開している。１皿１３６円などといった安い価格が売りの、都内などでは有名なチェーン店だ。
しかし、昨年１月から今年５月までの間、東京都新宿区内の「大江戸新宿南口店」「あっぱれ新宿店」など計５店舗で、不法残留の外国人男女計１１人を接客従業員として就労させていた疑いで逮捕された。土信田容疑者が社長を務める会社の幹部や各店長計９人、外国人１１人も逮捕された。
オーバーステイや密入国などで不法残留していた１１人の内訳は、ミャンマー人が６人、ネパール人３人、韓国人と中国人各１人ずつ。２４−４３歳と年齢層は幅広い。
不法残留の外国人を雇う場合、日本人より安価で人件費の削減が図れる“メリット”があるが、同店では日本人と同じ時給８５０円で雇用。ただし、店内では日本名の名札を付けさせられた。
土信田容疑者は「平成１０年ごろから口コミで外国人を雇っていた」と供述。約４００人の従業員のうち約８０人が外国人だった。１１人以外に不法残留者がいないかどうか、今後追及していく。
１１人の中には“スゴ腕”もいた。昨年１２月から働いていた４２歳のミャンマー人の男は腕を見込まれて、なんと客の目の前でスシを握る仕事を任されていたという。ちなみに、不法残留とはいえ日本文化の“真髄”を身につけた腕前の男の日本名は、「中田」だった
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。