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http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050713it13.htm
世界食糧計画(WFP)が緊急食糧援助活動を紹介するゲームを作製してインターネットで無料提供したところ、約2か月半で40か国以上の120万人以上がダウンロードする大ヒットとなっている。
ゲームで広報を試みるのは国連機関として初めてだが、WFPは「世界中の子供たちがゲームを楽しみながら飢餓の問題について学んでくれている」と手応えを感じている。
インド洋に浮かぶ架空の島国シェイラン。ゲーム「フードフォース」では、内戦と飢饉(ききん)に見舞われたこの島に派遣されたチームの一員として食糧を配布し、住民の生活再建を支援するのが目標だ。
内容は6つの任務に分かれている。ヘリコプターで飢えた人々を捜す、より早くより安く食糧を調達する、輸送トラック部隊を安全に誘導する、などだ。いずれもWFPが日々の活動で直面する現実であり、ゲームを通じ追体験できるようになっている。
この斬新なアイデアは元々、イタリア人広報部員パオラ・ビオッカさんが考えついたもの。しかし彼女は99年、任務でコソボに向かう途中、飛行機事故で亡くなった。その遺志を生かそうとWFPが約2年半、約30万ユーロ(約4000万円)をかけて開発した。
ゲームの対象年齢は8〜13歳。現在は英語版だけだが、日本からのダウンロード数は全体の約20%を占め、米国からの約21%に次いで多い。日本語版も年内に出る見込みだ。
専用サイトは、http://www.food‐force.com/
(2005年7月13日21時5分 読売新聞)