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印民間で初の17億ドル突破、リライアンスの前3月期純益
FujiSankei Business i. 2005/5/2
インド石油精製・化学最大手リライアンス・インダストリーズの2005年3月期の純利益は前期に比べ47%増加し、17億3100万ドル(約1835億円)となった。インドの民間企業で年間の純利益が17億ドルを突破したのは初めて。
売上高も167億2500万ドル(約1兆7728億円)、同30%増と伸びた。リライアンスは世界第3位の石油精製設備をもち、売り上げの半分を石油精製事業で賄っている。石油製品価格が原油価格の上昇を大幅に上回ったことが同社の利益を押し上げた。
インドではインフレ対策の一環として、政府が石油製品の末端価格を引き上げないよう企業に働きかけており、国営石油大手インド石油天然ガス公社(ONGC)などの収益を圧迫している。しかしリライアンスの石油関連事業は原油精製と卸売りに特化しており、政府の規制がかからないため、利益を伸ばしている。
05年1−3月期の純利益は前年同期比62%増の5億2400万ドル(約555億4400万円)、売上高は同26%増の40億7841万ドル(約4323億円)だった。
ただ、リライアンスは会長のムケシュ・アンバニ氏と、弟のアニル・アンバニ氏の間で同社の経営方針をめぐり対立が続いており、今後、経営に悪影響を及ぼすとの懸念が広がっている。アニル氏は4月27日の会見で、現在の役員らを厳しく批判するなど、意見対立を公にしており、市場関係者らからは「株主の利益を軽視している」などの不満の声もあがっている。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050501201008-ERPOMHHJWN.nwc