★阿修羅♪ > 国家破産41 > 409.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ブラジル、3月輸出額が大幅増 鉄鉱石高騰が貢献
FujiSankei Business i. 2005/4/5
ブラジルの3月の輸出額は、前月比19%増の92億5100万ドル(約1兆600億円)となった。ブルームバーグが報じた。輸入も同19%増の59億ドル(約6313億円)となり、輸出拡大にともない国内景気が上向いている状況が浮き彫りとなった。
中国を中心とした鉄鋼需要の拡大や、鉄鉱石の価格の上昇が輸出増に貢献した。
鉄鉱石世界最大手の同国鉱山会社CVRDは先月、2004年第4四半期(10−12月)決算で、中国の需要増大を受け純利益が前年同期比93%増の15億3000万レアル(約590億円)に達したと発表。
CVRDは2月にも世界各国に供給する鉄鉱石価格の71%引き上げを決定しており、2005年度はさらに増収が期待されている。
また、ブラジルの主力輸出農産品である大豆も、米国での生産量減少などの予測から価格が上昇傾向にあり、これも輸出額増大に貢献している。
ブラジルの主要輸出先である米国、アルゼンチンも高い経済成長を維持しており、これも輸出増をけん引している。米国は04年10−12月期の経済成長率が年率3.8%となり、アルゼンチンも同期は前年同期比9.1%増となった。
一方、景気拡大にあわせ輸入増加も顕著になっており、2005年の貿易黒字額は04年の337億ドル(約3兆6059億円)から、約20%減の270億ドル(2兆8890億円)となる見込みだ。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050404202615-WRBINZHNUI.nwc