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(回答先: 振込みや送金手数料が民間銀行並(以上)に上がること以外には、何かないのでしょうか? 投稿者 まさちゃん 日時 2005 年 7 月 07 日 17:21:13)
> 郵政改革のキモは郵貯および簡保の民営化にあると聞きます。
日本国民にとって、郵政民営化の問題点・デメリットとはなんなんでしょうか? <
郵政民営化の問題点・デメリットについて
一例をあげてみましょう。最近千葉県の柏市水道局が、市民から預かっている金(徴収した水道料金?)を、運用して1600万円の損失がでたため、市長と水道局長が補填したという報道がなされていたのをご存じでしょうか。日本の金利は、限りなくゼロに近い金利水準ですから、預かっている金を金利の高い外貨預金にした(金利による儲けを期待して)。ところが年数が経ってみたら、金利による儲けよりも、為替による損失(円高のため)が、おおきくて損になったということです。高い金利の上に、為替が円安になっていたら大儲けだったはずです。損がデメリット、儲けが出ればメリットでしょう。
民営化するということは、リスク・マネーにするということです。
郵政民営化の本質は、日米構造改革のアメリカ側の提言(要望?)にこたえることでしょう。郵貯・簡保の金を国のくびきから、解き放して民間企業との間の「競争条件」を同じにする。つまり、日本郵政公社に付与されている民間企業と比べた優遇面を全面的に撤廃することです。国民の大部分は、安心・安全が保証されている郵貯・簡保を利用しているすぎない、その心のメリットさえも許さないといことでしょう。
> 某国金融資本家達から見た場合、もっと“おいしい”、
したがって日本国民から見て国家資産強奪に近い何かが隠されているように思うのですが?<
日本の金利水準は、常にアメリカより低い。貴方の言う「これが某国金融資本家達から見た場合、もっと“おいしい”」ところではないでしょうか。もし貴方がハゲタカ・ファンドなら、金利の低い金を借りて運用するはずです。